インタビュー11

園木彩音(白金事業所)

なりゆきで新卒入社一期生に!

ずっと身近に介護があった

こんにちは、入社して2年目、21歳の園木です。

このコーナーに登場している先輩方と比べると、人生経験はないも同然。ペラッペラの人生で恥ずかしいのですが、私なりに精一杯お話しさせていただきたいと思います!

私は生まれも育ちも千葉県市原市です。小さいころの夢は……、実は昔から介護士でした。

小さい女の子は、お花屋さんやアイドルに憧れるのかもしれません。しかし、私にとって介護のほうが身近な存在だったのです。

小学生のころは、近所に住むひいおばあちゃんがデイサービスに通っていました。そのこ
ろから、「大人になったら自分もこの仕事をするんだろうな」とぼんやり描いていたよう
に思います。

思いが決定的になったのは、高校生のときです。こんどはおじいちゃんが認知症になりま
した。施設に入るまでは、近所の祖父宅で私もケアを手伝いました。

いまでいう“ヤングケアラー”ですね。大変なこともありましたが、おじいちゃんの支え
になれたことがうれしくて、「やっぱり介護がいい」と気持ちが固まってきました。

高校を卒業したら、介護の専門学校に通うつもりでした。そのことを母に伝えたら、「本
当にできるの? あなたが考えている以上につらい仕事よ」と反対されました。しかし、
自分の思いをぶつけたたら「そこまで言うなら」と許してくれました。

ちなみに私の高校から、介護系の専門学校を希望していたのは自分一人だけ。そういう意
味では少し変わりものだったかもしれません。

実習よりも、勉強が大嫌いだった……

進学先は、京葉介護福祉専門学校でした。入学したら、高校を卒業してすぐ入学した人が
7~8割いて、「介護やりたい高校生は私だけじゃなかった」と安心しました。

学校では、座学と実習で介護を学びます。実習ではシモ系のお手伝いも経験して、みんな
が「介護は大変だ」という理由を実感しました。

それ以上に苦労したのは座学です。学校は頭がいいほうのAグループと、そうではないBグループに分かれます。当然、私はBグループ……。

専門学校を勉強すると、国家資格の介護福祉士の受験資格を得られます。試験はペーパー
テスト。Bグループの私は試験勉強についていけず、2年目の後半は居残りで補修を受ける日々でした(泣)

介護のお仕事そのものは、べつに資格がなくてもできます。試験勉強がつらくて、「受験
をやめてそのまま働けばいいか」と逃げたくなったことも一度や二度ではありません。

しかし、介護福祉士の資格があると、できる仕事の幅がグッと広がります。一生の仕事に
するなら、やっぱり資格があったほうがいい。そう考えてなんとか勉強をつづけました。

あのときに、もう一生分の勉強をしたんじゃないでしょうか。その甲斐あって、1月の試
験は一発で合格。晴れて介護福祉士の資格を得て卒業しました。

2月に内定先を辞退して、友乃家へ

試験を受けて一息入れた後、就職先を探しました。

専門学校卒でよくあるのが、実習先の介護会社にそのまま就職するパターンです。私もい
くつか行った実習先の中から、もっとも自宅に近い会社を選んで受けました。

近さを重視したのは、老人ホームやグループホームなどの施設系で働きたかったからです
。施設系は夜勤がつきものです。夜勤の後に長距離を運転して帰るのはイヤだったので、
自宅から20分ほどのところに施設を持つ会社を受けました。

ありがたいことに、すぐ内定をいただきました。

ところが、あらためて話を聞いてビックリ。最初は自宅から近い施設で働けるという話だ
ったのに、1時間離れた別の施設の配属になると言われてしまいました。

家から遠いことは、どうしても受け入れられませんでした。そこで丁寧にお断りしました

内定辞退は2月末だったでしょうか。このままでは無職一直線……。

ただ、焦る気持ちはありませんでした。頭の中に、友乃家の名前が浮かんでいたからです

実は前年の秋、専門学校で行われた合同説明会に友乃家がブースを出していました。

私はまだ就職のことを真剣に考えていなかったので、軽い気持ちで見に行っただけです。
それでも友乃家の方は他の会社の方に比べて明るく、印象に残っていました。

担当の方からは、説明会の後も「資格試験、頑張っていますか」などと定期的に連絡をも
らっていました。そうした縁があったので、内定辞退したときに真っ先に思い浮かんだの
です。

連絡すると、「いまはグループホームの求人はない。訪問介護なら」とのこと。本当は施
設で働きたかったのですが、背に腹は代えられません。「家から近いなら何でもやります
」と答えて、友乃家への入社が決まりました。

訪問介護は、のびのび自分らしく働ける

私が入社したのは、コロナの感染が拡大していた2020年4月1日です。

入社して初めて知ったのですが、友乃家が新卒採用したのは初めてだとか。前後して入社
した●●事業所の●●さんと私の2人が、友乃家の新卒一期生になります。

土壇場で決まったので、会社もとくに何も考えていなかったのでしょう。入社式や新人研
修といったイベントは一切なし。他のみなさんと同じように職場に配属になりました(い
まは内定者研修などを準備しているそうです)

配属先は白金事業所で、仕事は訪問介護でした。

専門学校では訪問介護の実習をやりませんでした。だからもともと施設系を希望していた
のですが、実際に訪問介護をやってみると、自分に向いていました。

施設での実習は、つねに誰かの目に晒されていて、私にはそれがプレッシャーでした。

一方、訪問介護は一人で動くので、素の自分を出しながらのびのび働けます。何かわから
ないことがあれば、事務所に電話して聞けばいい。やさしく教えてもらえるので、一人で
困ることはほぼありません。むしろいまは、施設より訪問介護派です!

つらいことも多いけど……

仕事ですから、もちろんつらいこともあります。ある認知症の利用者さんに食事介助をし
たら、ペッと吐き出されました。このときは涙が出そうになるくらい悲しかったです。

でも、その利用者さんはいつもそうではなくて、機嫌のいいときはニコニコして、歌を歌
ったりします。その様子を見ると、「この前は機嫌が悪かっただけか」と受け入れられま
す。

私はもともと声の大きいほうです。利用者さんの中には耳の遠い人も多いので、意識的に
さらに大声で話すようにしたら、「明るくていいわね」「また来てね」と言われることが
多くなりました。そう声をかけてもらうと、本当にこの仕事を選んでよかったなと思いま
す。

就職する前は「あそこは遠い」「施設がいい」といろいろ悩んでいました。しかし、いま
振り返ると考えすぎでした。

介護の仕事を通しておじいちゃんおばあちゃんを支えてあげたい――。そういう気持ちが
ある人なら、きっとどの現場でも喜びを見つけられるはず。あんまり難しいことを考えず
に飛び込みなさいと、当時の私に言いたいですね。

勉強嫌いの私でも理解できる勉強会

どの現場でもいいと言いましたが、友乃家に入社できたことはよかったと思っています。

専門学校のとき、ある先生が「介護会社は現場で覚えることがすべて。勉強会をやる会社
もあるけど、たいして役に立たない」と言っていました。

しかし、それは間違い。友乃家は毎月、社員向けに勉強会をしていますが、自分の実にな
る話が多いんです。

ありがたいのは、私にもわかるように話してくれることです。

全体会議で、常務の水野さんが私にもわかる言葉で「仕事をおもしろくする方法」につい
て話してくれたときは、「わあ、なるほど!」と勉強になりました。

他の会社を知らないので比較できませんが、勉強嫌いの私が関心を持つくらいですから、
友乃家の社員教育はたぶんすごいんだと思います。

唯一気になるのは、職場に若い男性がいなくて、社内恋愛の予感がまったくないことでし
ょうか!?

介護は一生できる仕事なので、私は結婚しても続けるつもりでいます。友乃家はブラック
企業ではなく普通にお休みを取れるので、肝心のお相手は外で見つるしかないかなと思っ
てます(笑)

サービス提供責任者の修行中!

いま入社して1年半が経ちました。

実はわりと早い段階から、会社から「サービス提供責任者にならないか」と声をかけても
らっていました。

私は新卒で業界未経験。まずは現場の経験を積みたくて、そのときは遠慮させてもらいま
した。

ただ、白金事業所で異動があってサービス提供責任者が足りなくなり、2か月間から仕事
を少し手伝い始めています。いいタイミングなので、これを機に頑張ろうと考えていると
ころです。

そこから先のことは、まだ何も考えていません。

一生続けるつもりでいますから、目の前の仕事をこなしながら一歩一歩進んでいけばいい
。とりあえずいまは、一人で契約にいけるようになることが当面の目標です(現在は他の
サービス提供責任者に同行して見ているだけなので)。

まだわからないことだらけなので、引き続きみなさんにいろいろ教えてもらえたらうれし

いです。今後ともどうぞよろしくお願いします!